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開校10周年の挨拶!-新たな旅への誓い-

2015年2月1日。
当塾は、開校10周年を迎えることができました。

10年前の私は、今の自分を想像できたでしょうか?
あの時の私は、ボロボロでした。
大学を卒業してから、自分の夢は抱くものの踏み出せない自分がそこにはいて。
何をやっても、うまくいかない時代。

10年前の2月1日。
人生を旅に例えるなら、私は確実に片道切符を持って旅立とうとしていた。
行き先も明確にはわからずに、ただどこかの駅に向かおうと列車に乗ったのかもしれない。

とにかく、必死だった。
自分で塾を始めるといって始まったものの、チラシを出しても反応なし。
知人でお子さんがいる方に声をかけても、そうは上手くはいきません。
けど、引き返す訳にはいかない。
私は、行き先不明の片道切符しか持っていないのだから。

暗闇を歩き続けるような毎日が続きました。
家に帰るたびに、家族の姿をみると申し訳なくも思う。
「けど、ここで諦めない。諦めたら、負けだ」
そう、自分に言い聞かせ歩き続ける。

そんなある日、突然、塾に問い合わせが来ました。
塾を開校してから何カ月もすぎて、もう夏休みを迎えようとしていた頃。

未熟者の私ですが、必死に対応させて頂きました。
その後、1周年を間もなく迎える頃、新たな塾生さんを任せてもらえるようになり、
高校入試の合格発表で嬉しい思いをしました。

少しずつ、皆さんに支えられ、多くの方々に応援され、塾を紹介して頂きました。
本当に、少しずつ。少しずつ。塾生が増えました。

まだ、生活もできない状態でしたが、結婚したい人が現れました。
その人は、私の人生にかけてくれました。

子供も授かりました。
父親として、まだまだ未熟者の私でしたが、子供が私を成長させてくれました。

本当に不思議なことですが。
幸せなことが起きると、一緒に塾も成長してくれます。

そして、チャンスも訪れます。
郭内校の開校も、多くの方の御協力や御支援があってこそ。
自分には、大きなかけでもありましたが、その挑戦があったからこそ、今の第一進学塾が存在します。

これから、ガンガン行きますよ!!
そんな時だった。

突然の大きな揺れが、私達を襲いました。
東日本大震災。そして、原発事故。
混乱の中で、塾が開けないことが辛かった。
塾をお休みにする連絡をしたとき、何故か涙が止まらなかった。
不安だったのかもしれない。悔しかったのかもしれない。
ただ、涙がどうしても止まらなかった。

未曾有の災害は、私達を苦しめました。
と同時に、多くのことを教えてくれました。

私が、この福島を愛していたということ。
そして、この福島には、福島を愛するばかりだったということ。
塾生も、強い郷土愛を持っている。
この子供達を応援しなけらばならない。
使命感にも似た強い気持ちで、塾を運営していくことができました。

大震災を少しずつ乗り越え、もう1人家族も増え。
これもまた、多くの方の応援もありまして、第一個別塾も開校でき、順調に推移しております。

10年目を迎えて。
とても、おめでたい気持ちになったのと同時に、ひとつの旅が終わったような気がしました。
行き先のない片道切符の旅は、多くの駅を通過し、終着駅に着いてしまいました。

もう、この路線にいつまでも乗っていては、駄目なのかもしれない。
この路線にずっと乗っていても、今度は今まで進んできた道を戻る旅になるのではないか?
そんな不安が、よぎってました。

人間、色々な物を得ると、保身に走ってしまいますよね。
確かに、守るべきものがあるから、それも大事なのですが。
私の場合は、それではまずい気がしておりまして。

そろそろ、次の片道切符の旅に出ないと駄目なようです。
この塾も、そして私も。もっと、成長しなければならない。

未来ある子供達に、明るい未来を夢に抱いてもらう為に。
私の旅は、始まりました。

10年前の2月8日だったかな?
この日、日本はあることで大騒ぎでした。
何か、わかりますか?
ホリエモンこと堀江氏が率いるライブドアが、ニッポン放送の買収騒動を起こしておりました。
何かが変わるかもしれないドキドキ感。忘れられません。
なぜ、私が鮮明に覚えているか?わかりますか?
実は、その日の早朝に、本町の第一進学塾二本松校の看板を設置した日だからです。

何が起きるかわからないドキドキを与えられる大人を目指します。

その為、時には皆さんに御心配をかけることもあるかもしれませんが、
「鈴木はそういう変な男だ」と温かい目で見て下さることをお願いします(笑)

多くの方に感謝し、また恩返しができるような新たな旅立ちをする予定です。

これからも、より一層、第一進学塾・第一個別塾。
そして、当塾スタッフや、私を宜しくお願い致します。

第一進学塾 塾長 鈴木雅之

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